進展

1973年3月28日、前作が発表されてから約1年半たちました。
結局1972年は一枚もアルバムが出ていません、当時どれだけ待ち焦がれたかw

d0021258_0332014.jpg

初めてタイトルが冠されたアルバムで、これからジャケット・アートはヒプノシス
担当していくことになります。
このジャケットも不思議というか、よく意味がわからない独特の雰囲気を持って
ますが・・・一所懸命上っていった先にはいったい何が待ち受けてるんでしょうね。

ますますワールドワイドになっていくツェッペリンですが、ここでもレゲエのテイスト
を取り入れたり小技が効いてます。
ジャケット同様にカラフルな内容で、ますますジョンジーの色が強くなってくる中で
ペイジの曲つくりの上手さというかプロデュースの手腕にも磨きがかかってきて、
私の中ではお気に入りの一枚ですね(^^)


THE SONG REMAINS THE SAME
ライヴでは「STAIRWAY TO HEAVEN」と同様にWネックで弾きまくってますね。
幾重にもダビングされたスタジオ・テイクをその迫力そのままに再現するWネック、
やはり12弦ってのはスゴイと思っちゃいました(^^)
しかしまあ、リフというか・・・ともすれば全体がギター・ソロのような曲なんで一瞬
たりとも気が抜けず、これライヴでやると指が攣りそうになりますw
今だったら絶対無理だろうなぁ・・・・しかもWネックが重いのなんのって・・・(T-T)
手離したらヘッドが下がっちゃうし、肩はぱんぱんになるし、ってグチってどうするw
とにかく、スピード感という点ではツェッペリンの中でも1、2を争う一曲です。

THE RAIN SONG
前曲から引き続き12弦によるギターの音から始まるんですが、こちらはしっとりと。
ライヴでもこの2曲は続けてプレイされてその緩急のつけ方に打ちのめされます。
展開はドラマティック、ボンゾのセットにはティンパニーがどでんと置かれてるんです
が、そんな曲調にこの音がまたぴったりとハマるんですね(^^)
前作から使われ始めたジョンジーによるメロトロンが、さらに盛り上げてくれます。
後に「IN THROUGH THE OUT DOOR」などに続いていくジョンジーのキーボード
プレイの始まりはこのへんにあると思うのは私だけでしょうか?

OVER THE HILLS AND FAR AWAY
導入部のアコースティックによるリフはペイジのアコギ・プレイの中でも一番好き
なんですよ(^^)
で、ここでもやはり絡んでくる12弦の音色、最高です♪
静から動へと展開していく手法はペイジとしては得意なものですが、中間の動の
部分もいいですね。
ただライヴではアコギからエレクトリックに持ち替えるなんて器用なことは私には
できないんでw、ヴォリューム・コントロールでこの変化を出そうとして何度失敗
したことか(^^;) やぱソリッドステートのアンプじゃ上手くいきませんでした。

THE CRUNGE
とにかく音楽性の高いこのアルバム、しかしこの曲の成り立ちはちょっと面白い
というか・・・
ジェームス・ブラウンをパロったという曲ですが、たしかにファンキーですw
が、リズム的にはおそろしく変!(爆)
というのもダンス・ミュージックに皆が踊らされている状況に、ならば踊れない
ダンス・ミュージックを作ってやろうってんでペイジがヒネくれたとか、そうで
ないとかw
いや、確かにこの曲で踊ろうとすると・・・・めちゃ無理がありますね(^^)

DANCING DAYS
後期のツェッペリンにはこういううねるようなリフが多くなってくる気がします。
「WHOLE LOTTA LOVE」とか「IMMIGRANT SONG」のようにカキッとしたリフ
じゃなくハンマリング・オンとかプリング・オフを多用したような、音としては
スライドとかそういうのに近いフィーリングでうねり(グルーヴ)満載ですね(^^)
ツェッペリンのアルバムとしては折り返し地点(CODAは厳密には違うけど・・・)
ということで4枚目とは違った魅力というのが見えてきますね♪

D'YER MAK'ER
レゲエのリズムを取り入れたというか、パロったというかw
何をやってもボンゾの重量感というか、パワーは物凄いですよね~(^^;)
それに対比するみたいなジョンジーの軽快なピアノがまたいいんですよ。
しかし皆さん、このタイトルってナゾじゃないですか?
なんか英国の古い言いまわしのパロらしいんですけど、英語に詳しい方、
いらっしゃったら是非くわしいこと教えてくださいw

NO QUARTER
この曲の主役はジョンジーです、紛れもなくw
映画でもそうでした(爆)
「IN THROUGH THE OUT DOOR」に入っててもそんなに違和感なかったん
じゃないですかね?
一回ライヴでこれのUnpluged(当時はそんな言い方なかったけどw)やった
ことあるんですよ(^^;)生ピアノと生ギターでw
てか、そのときはキーボードが故障して生でやるしかなかったんですが(^^;)
後にペイジ=プラントが「Unleded」で演奏るワケですが、ウチが先です(爆)

THE OCEAN
またまた出ました、ZEPP流変拍子w
ドラムにボンゾが言ってる意味の判らんカウントごとコピーさせた記憶が
あります(爆)
このリフはお気に入りの一つですね、弾きやすいんですけど雰囲気バッチリ
みたいなw
後半急に軽快になる展開も好きでここでも対比の妙みたいなものを教えら
れた気がします。
私的には片手に入る一曲です(^^)


ツェッペリンの場合、アルバムごとにカラーが違いますよね?
それを統一性がないと見るか、懐が深いとみるか・・・それは聴く人によって
様々だと思います。

ただミュージシャンにとってデビュー・アルバムってめちゃパワー感じるじゃ
ないですか、ツェッペリンは全てのアルバムをデビュー・アルバムのように
新たな感動を持って聴くことができるんですよ。
これって凄いことだと思いませんか?

そしてそこには変化しながらも普遍な4人のカラーを感じ取れる・・・
後にも先にも、そんなバンドって見たことありません(^^)
[PR]

by shika_monologue | 2005-08-01 00:36 | 鉛の飛行船の話 | Comments(2)

Commented by kawamukai at 2005-08-01 09:44 x
なんだかんだ言っても(言ってないか..)このアルバムが一番好きです。私が一番最初にふれたZEPでした(^o^)
Commented by なおゆき at 2005-08-01 16:20 x
やっぱりツェッペリンはハードロックという枠でくくれないですよね。
ていうか、このジャケットこう、見ると非常に怖いですね。
鹿さんのブログとマッチしてますw
名前
URL
削除用パスワード