新天地

1975年2月24日、ツェッペリン初の2枚組み、聴き応えは十分♪
そして私にとっては№1となるアルバムが発売されました(^^)

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」に続きましてギミック・ジャケットになってます(^^)
ジャケットに穴があいていて内袋を出すと窓の中がスライドして・・・って具合w
このアルバムの特徴は、とにかく多彩だということ、いろんな曲調が集まって
一つの大きな作品として成り立っていること。

前作で「ツェッペリンは全作品がデビュー・アルバム」って言ってたの、覚えて
おられますでしょうか?w
しかし、そこには確固たるツェッペリン魂が溢れていると。

このアルバムが2枚組になった理由の一つに、それまで()に入りきら
なかったアウトテイクが採用されている、というのがあります。
一枚づつ聴くとぜんぜん違うように聴こえる3枚ですが、そこに収められたかも
しれない曲をこうやって続けて聴くと、ぜんぜん違和感がないんですね(^^)

どの曲も・・・・・ツェッペリンなんです♪


CUSTARD PIE
前に「LEMON SONG」で触れましたが、英語の先生に睨まれる曲、第二段w
タイトルの「CUSTARD PIE」ですが・・・えと、その・・・女性の・・・・・です(爆)
スラングとはほんと、恐ろしいもんですよね~w
普段ぜんぜんそんなこと意識せずに聴いてるのに、判る人が聴けば判る・・・
皆さんもお気をつけください(^^;)
さて曲はといえば、ジョンジーのクラビネットも印象的な、初期のツェッペリン
を思わせるハードな曲です。
自分達のレーベル「SWAN SONG」としての第一弾、ペイジの力の入れよう
が伺えるオープニング・チューンになってます。

THE ROVER
ボンゾのドラムから始まるこちらもヘヴィな一曲。
ギタリストの観点からいうと、この曲でのペイジのソロは大好きです♪
またジョンジーには珍しくシンプルなベースラインが全体を引き締めていて
私はライヴでちょっと緊張感を持ちたいときにやってました。
この曲、ギター・サウンドをよく聴いて欲しいんですがとても歪んでます。
が、途中に出てくるアルペジオの部分とかソロは驚くほどクリアな音ですね。
それでいて存在感バリバリに聴こえる曲つくりがなんともペイジ。
このA面(当時w)はとにかくテンションがあって、新生・・・・だけど懐かしい
感じがこのあと一気に最後まで聴かせてくれます(^^)

IN MY TIME OF DYING
オリジナルはかのボブ・ディラン、こちらも機会があれば聴いて頂きたい
名曲ですがツェッペリン・ヴァージョンもすごいですよね(^^)
重い印象があるんですがw、オープン・チューニングゆえの弦のテンション
でサウンド的には結構張り詰めた表情を見せます。
導入部のスライドではリズムがあってないように聴こえますが実際はめちゃ
忠実に弾いているんですよね~♪
この曲、アナログ盤では曲の最後にメンバーによる談笑が入ってましたが
CD化されたときにソコの部分がカットされてて物議をかもし出したって経緯
がありますw

HOUSES OF THE HOLY
その名のとおり、前作からのアウトテイクですがw
そういえば「MISTY MOUNTAIN HOP」などと同じ色をしてるかもしれません。
これは聴いてもらえば判ると思いますが、ギターの音を弄ってませんね、
アンプ・ダイレクトな音出してます(アンプのオーバードライヴはありますが)。
リフの合間合間に入ってくるフィルインのようなギター・フレーズが単調に
なりそうな曲調に変化をもたらしてます。

TRAMPLED UNDER FOOT
ジョンジーのクラビネットがここでも炸裂してますね(^^)
かな~りファンキーな感じのする曲ですが、モータウンなどに傾倒していた
ジョンジーの音楽的嗜好がよく判る一曲です。
曲調もそんな感じで一つのパターンを繰り返すという手法がとられていて
ノリ一発という印象です(^^)
8ビートのドラムに16ビートな他のパートが乗っかっててカコイイですね。
こういうのは演り手が上手くないとどうしてもショボ~ンと聴こえちゃいます
が、やはりツェッペリンが演奏ると一味違います♪

KASHMIR
出ました、「KASHMIR」です・・・判る人には判ると思いますが(爆)
今では「STAIRWAY TO HEAVEN」と並び称されるこの曲、若い人達には
ハリウッド版「ゴジラ」のエンディング・テーマといった方が判りやすいかも
しれませんね(^^)
ここでもポリリズムが印象的で、ボンゾが珍しく手数少なく叩くドラムに他
のパートが絶妙なタイミングで絡み付いています。
「STAIRWAY TO HEAVEN」はもう、ロック・スタンダードとして別世界に
いっちゃってるんでw、「ツェッペリンの曲の中で一番好きなのを選べ」と
言われたら、私は迷わずコレを挙げます(^^)

IN THE LIGHT
前曲もそうでしたが、これも中東を思わせる曲調で始まりますが、一転
してハードな音へと変わっていく展開が絶妙でペイジの真骨頂といった
感じです。
ここでも弓によるプレイは取り入れられていて独特な雰囲気を聴かせて
くれますね(^^)
後半急に明るくなるんですがw、ここでもジョンジーのキーボードが程よく
いい気持ちにさせてくれます。

BRON-YR-AUR
アコギ一本で聴かせるブリッジ的な短い曲なんですが、シブイです(^^)
聴くところによると「DADGAD」で弾かれてるらしい(他のオープンかも・・・)
んですが、私はコレを普通のチューニングでコピーしました(爆)
ライヴ後のバックステージで、心地よい疲れとともにちょこっと演奏ると
モテる・・・・・かもしれませんw
映画ではメンバーがMSGへ行く道程でBGM的にかかってたっけ・・・・・
あれ?エンディングだったかな?(確認しろよ!w)

DOWN BY THE SEASIDE
古きよき時代が感じられる曲ですがそれもそのはず、ギターにトレモロ
かかってますねw
ビートも3連のノリで懐かしい感じがしますし、ジョンジーのキーボードも
一昔前のエレピみたいな音で全体の雰囲気が統一されてます。
途中で一回リズム・チェンジするんですが最後にまた戻ります、この時
各パートでノリがズレないようにするの、至難の業ですんで機会があれ
ば演奏ってみてください♪w

TEN YEARS GONE
一瞬アコギかな?と思うほどクリアなエレクトリックで始まる静かな曲。
途中ディストーションの効いた音に変わるけど、曲調としては「静」です。
なんでそんな印象を受けるのかな?と思ったら・・・ボンゾのドラミングが
大人しい!w
ファンクをやってもレゲエをやっても重かった音が、やけに静かなんです
よね~w、いやぁ、ボンゾ君も大人になったもんだ(爆)
ちなみにギター、6弦が「D」にチューンダウンされてます。

NIGHT FLIGHT
ストレートに伝わってくるロック・チューンですね(^^)
イントロのハイハットでも判りますが、16ビートで演奏されるのでノリは
完璧です、特にAメロのコードストロークの部分とかは体でリズムを感
じてないとたぶんモタついちゃうでしょうね(^^;)
ここでは12弦でストロークを弾いているようですが、音的には4枚目の
ころのソレではなく、たぶんWネックを使ってるんだと思いますね。
これも途中でシンプルなロックンロールに変わって8ビートになります
が、ここんところのメリハリは流石の一言です♪

THE WANTON SONG
めいっぱいブレイクが使われ、ハードなリフで展開される「いかにも」
って曲ですね。
ベースもギターとユニゾンで弾かれてるし、バスドラも16ビートパターン
でこんな複雑なリズムのリフをなんでピタッと合わせられるんだろう?
って感心しっぱなしです(^^;)
そのくせ、ギター・ソロの部分はけっこうクリアなサウンドでトレモロも
使っちゃったりしてソフトな感じがしますね(ドラムは重いけどw)。
どちらにしても「ツェッペリン」な曲ですw

BOOGIE WITH STU
ストーンズのピアノを弾いていた故・イアン・ステュワートも参加した
お遊び感覚満点のアコースティック・ブギ♪(タイトルそのまんまw)
ペイジのリフは典型的なロックンロールだし、ボンゾのドラムに至って
はハイハットの代わりにタンバリン、スネアはリム・ショット(^^)
しかも1/8拍子のタイミングでエコーがかかってて、生で復元するの
は難しいと思いますw
しかし、ステュワートのブギ・ピアノは絶品ですね♪

BLACK COUNTRY WOMAN
引き続きアコースティックな、こちらはブルース。
アルバムの後半にこういう曲を並べてくるあたりペイジによる構成の
妙が伺えます(^^)
前曲もそうですが、マンドリンの音が入っていてアコースティック感を
いやがうえにも煽ってきます、が・・・w
ボンゾのドラムは相変わらずです(爆)、いい意味で。
シンプルな8ビートなんですが、持てる力の全てで叩いているような
迫力があり、プラントのハープも小技満載で巧い♪
ギターはここでもオープン・チューニング(G)なんで独特のテンション
です。

SICK AGAIN
とにかく集大成的性格があるアルバムなんで、曲ごとにいろんな顔
を見せてくれますが、この曲はそんな本作の最後を飾るに相応しい
ハードな曲で盛り上げてくれます(^^)
特に直前の2曲がアコースティックだったこともあり、このアルバムの
セットだけでライヴ一回できるんじゃないの?ってくらい。
リズム的にはいい意味でルーズ、とにかく重いです。
これはドラムだけの話じゃなく、全てのパートがホントに重いんですw
しかもスライド・ギターや変拍子的展開、オープンぎみのチューニング
など、アルバムを統括するような曲で「最後、盛り上がって終わろう!」
って感じがありますね♪どっかの宴会みたい(爆)


ということで全15曲、どれをとっても名曲です♪
それに過去のアウトテイクが採用されているということは・・・
とりもなおさず、どのアルバムも名作だということに他なりません。

ツェッペリンといえば4枚目、とにかく「STAIRWAY TO HEAVEN」は
誰でも知ってるスタンダード中のスタンダードということで異論はあり
ませんが、私的にはこのアルバムのカラフルさというのは捨て難い
です(^^)やはり。

特に「KASHMIR」における「静かな迫力」はそれだけで記事ひとつ
できそうなくらい傾倒しちゃってます♪
(だからホントは「ゴジラ」とかで使って欲しくなかったんですよw)
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by shika_monologue | 2005-08-19 00:35 | 鉛の飛行船の話 | Comments(2)

Commented by kawamu at 2005-08-19 08:35 x
おはようございます(^-^)
「KASHMIR」、大きな曲の中では私も一番好きです。
いや~15曲お疲れ様っす&ありがとうございます。
改めてまた聞きながらよませていただきます(o^o^o)
怪奇シリーズも楽しませていただきました。お盆も終わり
もう秋なのですかね~...何もふってませんからね(^o^;
Commented by 奈良の鹿 at 2005-08-19 09:18 x
選挙もあるみたいだし、ツェッペリン新党でも作ろかな♪(^0^)
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