ワイド・コンバータという考え方

ワイド・コンバータ・・・現行のレンズの前にくっつけて広角効果を得るもの。
テレ・コンバータ・・・・現行のレンズの前にくっつけて望遠効果を得るもの。

これらはその光学構造上にガラス(レンズ)の枚数が増えるわけで、通過する光線量は素で
レンズを使うより少なくなります(=ようするに暗くなる)。

コンパクト・カメラのようにレンズが交換できない場合、ワンコンやテレコンは強力な武器です。
特にワイコンというものはその性格上、広角撮影を必要とする撮影対象(風景や町並みなど)
が絞りを閉じた状態による撮影が多いため多少暗くなってもOKなので非常にベンリです。

ただこれが一眼レフともなると少し話が変わってきまして・・・


ていうか、一眼レフ用の交換レンズにはコンバータっていう考え方がありません。
ワイコンで画角を広げるくらいなら、それに見合う広角レンズを買え!ってことですw

では望遠についてはどうか?
テレ・コンバータについては、逆にレンズの後ろにくっつけるエクステンダーってのがあります。

ところがこのエクステンダー・・・曲者です。
なぜかというと、高価なんですw

たとえばCanonの純正エクステンダー、標準価格で52000円。
これはレンズメーカーのちょっと暗めの望遠レンズなら買えちゃう値段なんですねw
しかも2倍のエクステンダーだと、手持ちのレンズにくっつけると開放絞りが2段絞られた状態
になっちゃうんですね。

そりゃま、サンニッパなんかにくっつけて600mmの望遠効果を得る、なんてときは600mmは
バカ高いんでその恩恵は素晴らしいものがありますがねw

「暗くなる」という性質を持つこれらのアクセサリー・・・・・できれば基本のしっかりしたレンズ、
開放絞りが明るいレンズに使ってこそ実力を発揮します。


【JAMさんのための絞り講座w】
開放絞り値=そのレンズで一番明るい状態=機能説明に書いてあるレンズの項目で焦点
距離にくっついてるFなんとかって数字ですね。
これは数値が小さければ小さいほど、明るいレンズということなんですが、コンパクトなんか
に使われているズーム・レンズでは一本ですべての焦点距離に対応しないといけない都合
上、レンズの構造も複雑になってしまい明るくするのは至難の技になっちゃいます。

絞りというのは開けば開くほどピントの合う範囲が狭くなり周りがボケてくるし、閉じれば閉じ
るほどピントの合う範囲が広くなり画面全体に焦点が合った画になりますよね。
たとえばポートレイトや接写なんかは被写体(人物や花など)を引き立てるため、開放に近い
状態で使いますし、逆に風景なんかは景色全体がよく見えたほうが綺麗なんで絞りを閉じた
状態で使用します。

だからワイド・コンバータは風景撮影には強い味方になります。
特にコンパクトのようにレンズ交換が出来ない構造ですと是非使ってみたいアクセですね。
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by shika_monologue | 2005-10-24 00:09 | 写真・カメラの話 | Comments(2)

Commented by 奈良の鹿 at 2005-10-24 11:30 x
そそ、短焦点で焦点距離の短いもの(広角~標準)なら、手ごろな値段で
そこそこの描写力を持ったものがありますしね(^^)

ズームレンズは使い方次第でめちゃ威力を発揮しますんで、次回予定は
「ズーム・レンズという考え方」を♪(^0^)←予告していいのか?w
Commented by JAM at 2005-10-24 17:52 x
ん~、風景写真に興味はあるのですがセンスないからな~(爆)

いい風景を眺めに行く時間もない(涙)
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