四つ打ち

以前から、『今の音楽業界、個性がない』というようなことを申しておる次第ですが
改めて、原因を探ってみました。

で、たどり着いた答えの一つが・・・『四つ打ち』の氾濫です。
『四つ打ち』って何?、って方もおられると思うんでちょっと解説。

ようするに楽曲の根底となるリズム隊のうち、ドラムが占める割合って大きいですよ。
そのうちバスドラム(いちばん低い音ですね)で最近目立つのが『四つ打ち』です。
これ、けっこう曲調を左右しちゃうんですがね。
たとえば昔のロックなんかを聴いてると、ドラマーのクセとかもあったりしてそこに
個性があったんですが、今はほとんど『四つ打ち』になっちゃってます。

『四つ打ち』の説明ってしにくいんですけど、『ドン、ドン、ドン、ドン』って同じ
リズムでずっと打ち続ける手法です。
昔からあるんですが、それが曲の一部とか効果的に使われてたんですよ。
それが今じゃ一曲通して全部が『四つ打ち』の曲ばっかり。
いくら上ものを変えたって、根本がそれじゃ同じように聞こえちゃうんです。

なんでそうなっちゃうか。
いろいろ考えてみたんですが、たぶん『生の演奏が減っている』からではないかと。
特に歌謡曲(今で言う J-Pop?)では、曲を作るときに『打ち込み』がほとんどです。
まあコンピュータなんかでドラム部分を作るワケですが、『四つ打ち』だと簡単。
あんまり凝ったリズムにはしないんですよね。
それがバンドという生のドラマーがいる形態にも使われちゃって、個性が無くなってる。
そんな気がします。
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by shika_monologue | 2015-01-24 19:20 | 音楽・楽器の話 | Comments(0)

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