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見えなかったもの

昨夜テレビ見てたら、『知られざる脳の真実』って番組をやってた。
その中で出てきた、 IQ150の小学生たち。
確かにスゴかった。
大人の科学者顔負け、みたいな。

でも、番組を見てて思った。


なんか・・・心が、見えない。。


そこには、感情のようなものが存在しないような・・・
それはまるで、コンピュータやSF映画に出てきたロボットと変わらなかった。
この時期っていろんなことに感動して、些細なことに顔を輝かせる年代じゃないか。
なのに画面に映し出されるのは、能面が張りついたような表情のない子供たち。
他人より優れているワケじゃなく、特別な能力を得た代わりに違うものを失っただけ。
彼らはただ、情緒とかそういうものと引き換えに知識や計算力を得たとしか感じなかった。
結局人間の能力なんて、様々なものをトータルすれば大差ないんだと思う。

感情豊かな人間と天才的な頭脳を持つ人間、どちらが優れているかは分からない。
が、幸い私は人を思いやることもできるし、悩むこと怒るることもできる。
天才でなくてよかった・・・と、つくづく安堵した。


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by shika_monologue | 2016-07-03 13:24 | 閑話休題 | Comments(2)

Commented by あん at 2016-07-04 22:01 x
子供の頃から天才って、ちょっと「かわいそうだな」と思います。
まぁ、余計な心配なんでしょうけど。

私も天才じゃなくて良かった。(笑
しかも、超美少女でもなく、超美人でもなくて良かった。
だって、犯罪に巻き込まれる確率が高そうなので。。。
Commented by いたってフツーな鹿さん at 2016-07-04 23:10 x
たぶんソレが一番幸せだな~と思う今日この頃です(笑)

番組見てたらちょっと怖かったもんなぁ・・・
ヘタなホラー映画よりもね。。
よくスポーツ選手とかで中高生でズバ抜けた子がいたり
するけど、彼らの普段の生活とか見てたら他の子たちと
変わらないじゃないですか。
でもココに出てきた小学区制は明らかに『異様』でした、、
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