骨量が足りない
年取ってくると、骨が脆くなってねぇ・・・
という話ではありません(笑)
私は以前から、『音楽のジャンル分けは好きじゃない』と言い続けてます。
もともと『ロック』だとか、『ジャズ』だとかという枠組みに縛るのは嫌いなんですよ。
私に中では『ロック』と呼ばれるものは『骨太な音楽』、『ジャズ』と呼ばれるものは
『洗練された音楽』というようなイメージで分けてます。
音楽というものはジャンルではなく、スタイルによる区別だと思ってるんですよね。
あくまでも『便宜上』の理由として、ジャンルというものを使いますが。
その上での話として・・・
最近はその『ロック』という音楽に、『骨太さ』が圧倒的に足りません。
この間の『欅坂46』の記事でも触れましたけど、アイドルに負けてどうすんだって話です。
昔のロックバンドって、もっと一本筋が通ってたっていうかね。
きちんと真っ直ぐな背骨が見えたもんですよ。
例えば・・・
というように。
いい年齢になった今でも『骨太』を維持してるという、そのエネルギーに圧倒されます。
彼らの爪の垢でも煎じて売り出してみましょうかね。
軽薄な今の時代に『骨太』なバンドを望むのは、無理な話かも知れないけど。
それでも『ロック』が『背骨』を取り戻す日が、いつかくることを願って止みません。
というわけで、年末のご挨拶は別にして今年最後の記事となりました。
あと二日も無く、暮れていきます。
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by shika_monologue | 2016-12-30 11:34 | 音楽・楽器の話 | Comments(2)