ピックアップとノイズ

(なんとコレで2週間(14日間)続けてこのカテゴリ・・・本来こういうブログだったはず
なんですがね・・・・どこで間違えたんだろ?www)


ギターのピックアップというものは「ノイズ」を拾います、これは宿命です(^^)
主にFender社のギターに採用されている「シングルコイル・ピックアップ」では顕著
に認識できますね。

これはピックアップが目的である「弦の振動」以外にも、空間に存在する電磁波の
影響を受け、「ノイズ」もろともアンプで増幅してしまうため、仕方のないことです。

「シングルコイル・ピックアップ」の構造は簡単です。
そのものズバリ、「フレミング・左手の法則」に従って振動を電流に変換して取り出
しているのです。

そして一つの特徴として構造上、コア(磁石)とコイルが一組だけのため磁力の強
いものを使用せざるを得なくなり「ノイズ」の影響も大きくなってしまうんですね。

【ちょと寄り道・その1】
このノイズ、蛍光灯やテレビなんかに近づくと「ブ~ン」と物凄い音がでます。
これらは「電磁波」が強く出ているということになりますね。
テレビやコンピュータのモニターから出る電磁波が問題になったことがありますが
こういう些細なことからもその理由が伺えると思います。



ライバルであるGibson社も当初は「シングルコイル・ピックアップ」を使用していま
したが、この「ノイズ」の問題が重要であるとしてなんとか呪縛から開放させるべく
試行錯誤を繰り返します。

【ちょと寄り道・その2(コレばっかりw)】
Fender社とGibson社、両者に存在する「シングルコイル・ピックアップ」ですが
そのトーン(音質)には明らかに違いがあることを、かんさんやかわむさんは知っ
てますよね?(^^)
その理由をコメント3行以内で答えなさいっ!(爆)
(回答は296ページ・・・・・・じゃなくて、明日の記事でww)



結果、コアの磁力を少し弱くする代わりにコイルを二つにして直列に接続し、強い
信号を得ることに辿り着きました・・・でもね・・・

原理がわからない方には不思議ではありませんか??(@_@;)
コイルをいくつにしたってそれを繋いじゃったら一緒じゃんっ!てね。

そこにこのピックアップの秘密があるわけで(^^)、単純に直列にしているわけで
はないんです。

二つのコイルは位相が逆になっていて、それをさらに逆向きに繋ぐことによって
「弦の振動」は加算されるが「ノイズ」は打ち消しあう、という魔法が実現される
わけです(はい、そこのべるさん・・・「なんで?」って訊かないようにww)。

その名も「ハムバッキング・ピックアップ」。
1950年代後半に誕生したこのピックアップは、以来脈々と現在まで受け継がれ
ていますが、特に初期のものは「PAF」ピックアップと呼ばれ、それ単体でも高価
な逸品として語り継がれています。


ところが、「シングルコイル」であろうと「ハムバッキング」であろうと、ギターから
アンプへの接続にはシールドと呼ばれるコードで繋ぐため、その段階でも外部の
影響を受け「ノイズ」を拾ってしまいます。
なぜかというとピックアップ自体のインピーダンス(抵抗値・・・みたいなもの)って
比較的高く、これが大きいほど自身やシールドが拾うノイズが大きくなるからです。

前述のものは総称して「パッシヴ・ピックアップ」と呼びますが、対して外部電源
を必要とする「アクティブ・ピックアップ」なるものがあります。
コレ自体の出力はごく微小なものですが、インピーダンスが低くノイズの影響を
受けにくいもので、別名「ローインピーダンス・ピックアップ」ともいい、この仕組み
によって「ノイズが少ない、シングルコイルの音」というものも比較的簡単に得る
ことができるようになりました。

なんかホトンド物理学的なお話になっちゃいましたが・・・・・申し訳っ!m(_ _)m

(今日の記事内容、図解があると判りやすいんですが・・・・メゲましたww)

てことで、明日からは「歪み系エフェクトはなぜ歪むのかっ!」♪www


【付け足しw】
昨日、かんさんが言ってたフェルナンデスが出していたロングトーンを得る機構。
あれはフロントピックアップが特殊なものになっていて、それを「ドライバー」とし
て駆動させることにより電磁波を発生し、弦を振動させるというものでしたね。
ようするにフロントピックアップにE-BOWとしての機能を持たせていたわけです。

[PR]

by shika_monologue | 2006-03-09 00:01 | 音楽・楽器の話 | Comments(5)

Commented by かんくん at 2006-03-09 04:05 x
シングルコイル2社の構造の違い?

うごっ!わがらねっ!…… (-_-;

てゆーか、どちらもカリッと乾いた音がするというか、違いまで意識して聴き比べたことがない、みたいな(^^ゞ

テレキャス(コピーモデルw)に始まったギター人生なもので、ストラトより太くレスポール(Jr.?)などよりキンキンしてる音に親しんできたことも、2社の差にそれほど関心が向かなかった理由なのかもしれませぬ。←テレキャスのリアPUがキンキンしてるのは、マウント方法が独特だからだろ!

実は今でもハンバッキングによるノイズキャンセルの仕組みが理解できてないオイラです(笑) 弦の振動もノイズも同じ条件で拾っているはずなのに、なぜノイズだけの位相がひっくり返るのか、とか。うっかり弦の振動を相殺してノイズ増幅装置(爆)になったりしないのか、とか(^^ゞ

あ~でもやっぱオイラ、ノイズに弱くてもシングル系が好きだなぁ。ほんの軽く歪ませたツインリバーブに直でつないだストラトの、あの「ガリッ!ブン!」といった枯れた音…。てゆーか、今すぐ欲しい。(T-T)
Commented by かんくん at 2006-03-09 04:18 x
そっか!E-BOW内蔵だったのか!
てことはあれは見た目は2PUでもリアだけの出力だったんですな。
Commented by かんくん at 2006-03-09 08:09 x
おお!確かにあの「ぶ~ん」て音、PUに変圧器を近付けたときのに似てる気が!
↑やったことがあるらしいw
Commented by 奈良の鹿 at 2006-03-09 22:19 x
↑いやいや、誰でも一度は・・・ww
Commented by 奈良の鹿 at 2006-03-09 22:27 x
私は夜中にTVの砂嵐(あれもノイズだし)見てると、「ポルターガイスト」
思い出すけどねww
名前
URL
削除用パスワード