外伝

ビートルズストーンズ以外で最も重要かつ影響力があったバンドだ」
                        -ニュー・ミュージカル・エクスプレス誌-

今では語られることもなくなってしまったが、ヤードバーズは「3大ギタリスト」を排出した
バンドとして有名である。

1963年、キース・レルフクリス・ドレヤポール・サミュエル=スミスジム・マッカーティ
アンソニー・トップハムをオリジナルメンバーとして結成されたバンドが前身だった。
しかし15歳だったアンソニーは両親の反対もあって脱退、代わりにエリック・クラプトン
加入し、バンド名も「ヤードバーズ」と変わる。

マネージャーの尽力もあり、ストーンズの後釜としてクロウダディ・クラブのレギュラーと
なるが、当時のR&B/ブルース・ブームを反映してチャック・ベリーボ・ディドリーなど
のナンバーが中心であった。

1964年、彼らはEMI/コロンビアからデビューするが、マーキーでのライブを収録した
アルバム「ファイヴ・ライヴ・ヤードバーズ」は今でも高く評価されている。
しかし、POP化が進んでいくバンドの中でそれを頑なに拒否しつづけたクラプトン
自己のブルースを求めて脱退、1965年、ペイジの薦めもありジェフ・ベックが加入する。

ベックの実験的精神はプラスに働き、彼らは米国で不動の人気を得る、コマーシャリズム
と実験性の融合、同化・・・この時期はヤードバーズにとってまさに黄金期だった。
1966年、そんな彼らの創造性が頂点に達したアルバム「ロジャー・ジ・エンジニア」が
発売されるが、直後にポールが脱退、ペイジがバンドに加わることとなる。

その後、ベックの脱退によって屋台骨を失った彼らはペイジが導いていかなければ
ならなかった。

リトル・ゲームス」によって始まった第3期ヤードバーズだがこの作品にはジョンジー
も参加している。
しかしマネージャーやプロデューサーが変わっていったバンドは方向性を失っていき
ついには同名のアルバムを発表して崩壊していくのである。
このアルバムは当時日本ばかりか本国の英国でもリリースされなかったが、ここには
後にツェッペリンで開花するアイデアが詰まっている。

機会があれば聴いていただきたい一枚ではある。


「結局は解散したが順風な時はなかなかのバンドだった、僕にとってはいい思い出と
悪い思い出がごっちゃになってるんだ」
                                     -ジミー・ペイジ


                                      (つづかないw)



てなわけで、今日はちょっと寄り道してしまいました(^^)
まあ、ZEPPの母体になったとも言えるヤードバーズについて少しは・・・ね♪
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by shika_monologue | 2005-06-08 00:06 | 鉛の飛行船の話 | Comments(4)

Commented by なおゆき at 2005-06-08 03:00 x
ヤードバーズはやっぱりクラプトンとジミー・ペイジとジェフ・ベックがいたバンドってことで聴いておかないと的なノリで聴きましたね。
でも何気に結構好きです。
そういえばキース・レルフの妹??だかなんか、ものっすごいかわいくないすか?w
Commented by かんくん at 2005-06-08 07:17 x
続かないのねw

実際当時のロックってラジオのチャートを意識したようなヤワなPOPって感じが多かった気がするし、彼らにとってのヤードバーズって、やりたいことが見つかるまでの練習バンド、みたいな位置づけで間違ってないですよね(^^ゞ (かなり個人的な意見w)
Commented by 通院帰りの鹿 at 2005-06-08 12:37 x
>かんさん
確かに60年代前半デビューのバンドと後半デビューのバンドで雰囲気が
がらっと変わっちゃうってありますよね。
そんな中でもヤーディーズ(って言い方もあるんだけどw)は初期のころは
けっこうブルージーでよかったんですよw

>なおゆきさん
いや、私も経緯は似たようなもんですよw 私の場合はZEPPをリアル
タイムで聴いちゃってるんで、派生してクラプトンやベックにいってます
しね(^^)
ZEPP聴く→ヤーディーズ知る→クラプトン、ベック知る→聴く みたいなw
Commented by kawamukai at 2005-06-08 14:56 x
私にとってのヤードバーズは=Jeff Beckでした。又また勉強になって得した気分です。クラプトンだったかな?昔誰かのライブを厚生年金に見に行った時に立ち見の隣にボ・ディドリーがいまして興奮して握手してもらったんですが、とても穏和に対応してくれました。私以外誰も気づかなかったです。すいません、自慢でした(^o^)
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