NASA直伝

1999年のCOLLECTIBLEでZippo本体にチタンコーティングする技術が開発され
その後いろんな色のチタンコーティング製品がありますが、このときの技術と同じモノ
なのかどうかはよく知りませんw

NASAが採用しているチタン蒸着方法であるTVDというものらしいですが、ボトムに
はきっちり刻印してあってこの刻印は後にも先にもコレだけです。

COLLECTIBLEの対象が”記念”というより”技術”に目を向けられたわけでそういう
意味では珍しいものですね(^^)
ミレニアムも近いということで20世紀の最新技術を伝えようとしたのかもしれません。



【こぼれ話】
チタンコーティングはその後ソリッドチタンというものに受け継がれていくわけですが
これも銅などと同じで素手で触るとすぐ手形がついちゃって取り扱いが難しいです。

しかしエピソードのない記事は短いなぁ・・・(^^;)
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# by shika_monologue | 2005-05-09 02:41 | Zippoの話 | Comments(11)

最高峰

レンジファイダーという構造は一眼レフよりずっと歴史が古く、NikonもCanonも
スタートはレンジファインダーでした。

もともとこの構造は今のコンパクトカメラと同様に撮影する光軸と画角を合わせる
光軸が別々に分かれているものですが、コンパクトに採用される簡易化された
ソレとは違い、機能がずっと複雑になっています。

一眼レフでは以前書いたとおり実際にレンズを通した画像が確認できるため見た
ままに写るようになってますが、コンパクトのファインダーは光軸が違うためズレ
が生じます。
ところがこのレンジファインダーはセットするレンズの焦点距離に合わせて自動的
にファインダーの光軸を修正するためズレがほとんど出ません。
さらにズームレンズ使用の場合、焦点距離の変動に合わせてこちらも自動修正
してくれます。

また一眼レフのようにミラーによってファインダーに像を送る必要が無いため、
ボタンを押してからシャッターが作動するまでにミラーアップという動作が存在
せずタイムラグも短くなります(ミラー自体が存在しないため)。

なにより一眼より優れた点として、撮影の瞬間がファインダーを通じてずっと
見えている、という点でしょう。

これらのことが何を意味するかというと、動く物体を撮影する場合、実はこの
レンジファインダー機のほうが適しているということです。

ただ超望遠レンズを使用した場合、構造上レンズに邪魔されてファインダー像
がケラれるのが欠点といえば欠点ですね。

そしてこのレンジファインダー機の最高峰といえるのが、ライカのMシリーズ。
NikonもCanonも当初はこのコピーから始まったといえます。

もちろんライカもRシリーズという一眼レフを出していますが、やはりMシリーズ
は別格。
熱狂的なファンがいるこの逸品をいつかは手に入れたいと思いながら、ヘタ
すれば車が買える価格においそれと手を出すことができません。
しかもレンズも高価・・・
いうなればこれを手にすることはステータス以上のものを手に入れるということ
なんですね。


【こぼれ話】
最近出たエプソンのR-D1というデジカメ、構造的にはやはりMシリーズを模し
ていますが価格はやはり・・・・
これを機にいろんなメーカーから同様の機種やアナログ感覚のデジタル一眼
が出てくれることを密かに望んでます。


【こぼれ話2】
Minoxというメーカーを知ってますか?銘機のパロディ(といっては失礼w、
マジメに創られたカメラです)ミニカメラを創っているんですが、こんなの出てます。
ちょと欲しいかも・・・・(^^ゞ

ライカM3をモデルにした手のひらサイズのデジカメ「DCC LeicaM3」を発売。
ホンモノのライカのようにシャッターボタンや巻上げレバーを操作でき、カメラと
しての楽しさも十分。画素数320万、大きさW65×H44×D48mm、約95g。

ちなみに実勢価格31500円だそうです(^^)


【オマケ】
藤井隆と乙葉がこんにゃくっ!?(@_@;)
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# by shika_monologue | 2005-05-08 07:41 | 写真・カメラの話 | Comments(5)

もうひとつのZippoの”顔”

1998年のCOLLECTIBLEはZippoカー。
クラシックカー(車種判る人、教えてw)にZippoを二つくっつけて火を点けて走ってる
というインパクトありすぎの車、これは実際に作られて走ってました(^^)
宣伝効果バリバリですね♪w
この車は今でも残されていて、スワップミートなんかで見ることができるそうです。

#200にZippoカーとナンバープレートのメタルが貼り付けられていて、オマケに同様
のナンバープレート型キーホルダーがついてました。
一番ポピュラーなCOLLECTIBLEにオマケがついたのはこの年が初めてです。
というのも、このあたりからシリーズは年一種類になってきたようで、他のパターン
てのが見かけられなくなります。
私の調査不足なだけかもしれませんが、この後数年は見つかりませんでした。
そんなわけでまだ10年たっていない製品ですが、数が少なくてなかなか市場には
出てこないですね。


ナンバープレートのみを貼り付けたものやペイントしたものは今でもけっこう創られ
てますんでお店でも見かけますけどね(^^)



【こぼれ話】
数年前にZippoカーの記念モデルとしてダイキャスト製のミニカーとZippoのセット
ものがありました(^^)
なかなかしっかりとした創りで欲しいんですがそこはセットもの・・・ちょと高いw

             こんなのです↑
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# by shika_monologue | 2005-05-07 00:13 | Zippoの話 | Comments(9)

私的・はみ出したロックの系譜

第5弾までやってまいりました。
そろそろ自分の中で区別しているジャンルに当てはまらないバンドも出てくるって
ことでw
いや、まあ実際にはどっかのジャンルに入ってるんだろうけど私的にはこうなっちゃ
いました(^^;)

まずはこの人。
今に続くロックの礎を創ったようなもんですから、なぜか別格にしちゃってますw

ジミヘンというとステージでギターを燃やしたり、歯で弾いたりとなにかと伝説が
多いですね。
しかしウッドストックに登場したときのそのインパクトといったら、やはり一言でいう
には表現しきれない存在です(^^)
ちょっと薄暗いバーとかで煙草に火をつけた瞬間に頭の中で鳴り響く「紫の煙」・・・
そんな体験をした方は私と同じかそれ以上の年代の方の中には数多くいること
でしょう♪

次はこの人。
ラテンとロックが融合するとこんなにリズムが強調されるのか!と驚いた記憶が
懐かしいです。

このバンドもウッドストック組でしたね。
サンタナっていうとね、なんかレスポールよりSGが思い出されるんですよw
で、ワイルドなあの見た目と・・・(^^)
一時期なんか宗教がかっちゃっておかしくなってましたがw、初期の荒々しさは
スゴかったですね。
で、サンタナといえば「ブラック・マジック・ウーマン~ジプシークイーン」、古いっ
て言われるかもしれないけどねw(だからコレにしてみました)

最後に。
このバンドはロックっていうよりももっとポップス寄りなんですが・・・

近年ドラマで曲が使われたりして知ってる人も多いと思いますが、どちらかと
いうとヴォーカルグループですw
「オールド・ファッションド・ラブソング」や「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」なんかは
なんだかんだいって名曲だと思います(^^)
この3人がまた、歌上手いんだw


いろんなジャンルにおける私なりの思いを綴ってきたこのシリーズですが、
いよいよ次回はアノ方も登場する予定ですw


特別編集【ライブってね】
やっぱりDVDとかで見るのと違って音が「空気の振動」とは別のものに変り
ますね(^^)
それにフロントマン以外(DVDでは長時間写らない人たちw)にも注目して
いられるのも魅力♪ スタッフも含めてねw


【こぼれ話】
よくコラボアルバムってあるけど、ああいうのはどっちのジャンルに入れようかな?
っていつも悩んでますw
いや、無理やりジャンル分けすることないじゃん!って言われそうですがCD整理
するときに悩むんですよね(^^;)
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# by shika_monologue | 2005-05-06 00:13 | 音楽・楽器の話 | Comments(6)

【増刊】かんさんが後悔するかもしれない記事w

最初の製品が1932年製であると思ってたという愛嬌もあるZippo社ですがw
今から15年くらい前にこの頃のモデルをレプリカしたものが発売されました。

形はどれもだいたい同じで現行モデルよりも背の高い、角張ったフォルムでした。
今のようなプレス形成ではなく四角いパイプを切って上下に別の板を貼り付けた
構造になってます。
だから角がツンツンしててポケットに入れたまましゃがむと太ももが痛かった
ですね(^^)
ただ「背が高い」といってもインナーユニットは今のものを使ってるので、中は
上げ底になってましたがw

で、何より特徴的なのは蝶番の部分。
これは当時の実物では蝶番が外側に取り付けられていたんですが、レプリカ
では似せるために通常の蝶番とは別に外側に小さな板が貼り付けられました。

と、外見上の特徴はこんなところですがその成り立ちもけっこう独特です。

最初のレプリカは1990年前後の2~3年しか創られていません、だから品薄。
しかもこのモデルにしか見られない特徴もあります。
まずごく初期のものは蝶番の小さな板がボンド付けではなく溶接されていた
こと、次に表面の加工がトップ・サイド・ボトムはポリッシュ仕上げでした。
途中からはボトム以外はポリッシュではないらしいですけどね。
このモデルは”1932レプリカ ファーストリリース”と呼ばれます。
(厳密にはこの中でも初期のものをⅠ、後期のものをⅡといいますが)

最初の生産が終わってからも一部マニアwの間で復活の要望がありまして
1997年からさらに2年間ほど作製されました。
こちらは”1932レプリカ セカンドリリース”となります。
特徴としては蝶番の小さな板はボンド貼り付け、ボトムもポリッシュではなく
なります。


このようにシリーズを重ねますが、ここで大問題が発生。
Zippo第1号の製品が1933年発売だったことが判明するんですねw

で、急遽ボトムの刻印を変更して作製された改訂版が出ます。
それが”1933レプリカ ファーストリリース”といわれるものでした。
特徴的には”1932セカンドリリース”とほとんど同じで刻印が違うくらいです。

上の写真では”1932セカンドリリース”と”1933ファーストリリース”のボトム
しかありませんが、”1932ファースト”と”セカンド”での刻印の違いは文字
通り、”SECOND RELEASE”が”FIRST RELEASE”になってるくらいです。


それではタイトルでなぜ、かんさんが後悔するかもしれないかというと・・・

実は私が持っているのは”1932レプリカ ファーストリリース”というもの、
しかも初年度版なんですがひとつ事件がありまして(^^;)

購入してからどれくらいたった頃でしょうか、ちょっと使ってみようかな・・・
と思って2ヶ月ほど使ったことがあります。
そんなある日、立ち寄ったZippoショップに私が持ってるのと全く同じモデル
(こちらは未使用でしたけど)が飾られていました。
ふと値札を見ると一万円、「へ~定価かよ、ちょっとは安くしろよ!」などと
思いながらよ~く見てみると・・・・・ゼロが一つ多い!
店先のショーウィンドゥに収まったそれは10万円になってました・・・
私が即刻使用を止めたのは言うまでもありませんね(^^ゞ

このように、その貴重さゆえにプレミアがついて高価になっているレプリカ、
今でも”1932ファーストリリース”は5~10万くらいで取引されています。
ちなみに”1932セカンドリリース”だと3~7万くらい、”1933ファースト”でも
2~5万くらいはすると思われます(それぞれ程度にもよりますが)。

さて、かんさんが持っていたのはどのタイプだったんでしょうね?w


【こぼれ話】
このレプリカモデル、実は発売当初はそれほど注目されていませんでしたw
けっこう売れ残って、角を削った”ヌーボー”というモデルに再利用されたほど
ですが、この”ヌーボー”も今ではまた貴重品・・・高価なんですよw
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# by shika_monologue | 2005-05-05 14:41 | Zippoの話 | Comments(4)

5年経過

1997年は恒例の周年ものです(^^)
Zippo創立65周年ということでこれまでになかった「ヴィンテージ」と言われるもの
が使われました。
このヴィンテージシリーズは1937レプリカとも呼ばれ、当時の四角い本体を再現
したものとして現在では定番化されています。
普通とはちょっと違ったZippoを持ちたいという人にはオススメですね(^^)

ポリッシュ仕上げの37レプリカに大きめの65周年メタルがついてます。
他にはスターリングシルバーの周年モデルなどがあり、同じデザインながらも
メタルではなく本体に直接エッチングされていたり仕上げは様々です。
これまでの周年でもそうですが、Zippo社員に配布するために特別に創られる
モデルというものが存在し、コレがまたなぜか市場に出回ることがあるんでw
コレクターはこぞって入手しようと躍起になったりします(^^)


今までのところ、この37レプリカで創られたCOLLECTIBLEはコレしかありません
(というかCOLLECTIBLEシリーズ終わってるんでコレしかない・・・)ので特別な
雰囲気があり人気があります。



【こぼれ話】
この形のものは1985年から作られていますが、他の定番に先立ってⅠ、Ⅱ~表記
による製造年表示が採用されました(下図の赤線部分)。

2年目以降はこのようにアルファベットによる月表示もありますね。
ところが初年の1985年に作られたものには月表示(A~L)がないものがあり、珍しい
ものとなってます。

あ、私ですか?当然持ってますが(^^)
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# by shika_monologue | 2005-05-05 01:19 | Zippoの話 | Comments(6)

私的・プログレッシヴロックの系譜

第4弾はマニアックにw
ま、私にとってはプログレというとまず”YES”なんですが、前にSONGSを紹介しちゃったし、
他にも書きたいバンドがあるんでここでは割愛します(T-T)

このジャンルになるとなんか急にマニアックなイメージがしてしまいますが聴いてみると
その難解さが妙に気持ちよくなってきたりします(^^)
て、「難解」って書いてる時点で既にマニアックなんですがね・・・w

え~まずはジャケットからしてなんか古めかしい感じがありますが、

タイトル曲の「蒼い影」は最近もCMで使われたりして耳にした方も多いと思われますが、
古きよき時代の音楽を思い起こされる名曲です。
シンセサイザーじゃないかもしれないwそのキーボードの音は哀愁と優しさに溢れていて
不安定であるはずのプログレには珍しく暖かい感じになっちゃうという・・・
う~ん、表現がヘンだなぁ(^^ゞ
あ、ちなみにプロコルハルムねw

次にプログレというと忘れちゃならないこの一枚!

いや、今見てもインパクトありすぎです、このジャケットw
最初レコード屋さんで見たとき落としそうになりましたもん(^^;)
「21世紀の精神異常者」で聴けるカタストロフィや、また対照的に「エピタフ」で感じる
ドラマティック感など、それぞれの曲が持つ緊張感が昇華されたこのアルバムは、
プログレ知らない人でもこのジャケは知ってるというw、珍しい一枚です(^^)

もう一枚は・・・

アルバム「狂気」で見せた文字通りの狂気、「ウォール」での一貫したドラマなど後年の
ほうが有名なピンクフロイドですが、このアルバムはプログレの王道と言うか、北海道を
思わせるジャケットというか(爆)
だいたい原題に対してワケの判らん邦題をつけることが多かった時代に

「Atom Heart Mother」=「原子心母」

っていうそのストレートなネーミングがめちゃステキでしたw


いわゆるロックバンドとは違った意味でプログレバンドのライブパフォーマンスは素晴ら
しい、ということを以前書きました。
特にイエスに代表される「変拍子」という手法、16分の15拍子という恐ろしいものもあり
日本でのライブのとき手拍子が合わないという現象に見舞われたりしてましたねw
イエスやクリムゾンのライブには来日の度に足を運んでましたが、日常とは別の世界に
浸れる数少ない機会として、また来てくれないかな~と思っちゃいます。


【こぼれ話】
じつは「展覧会の絵」というものにはじめて触れたのはELPの有名なライブが最初なん
ですよw
それからクラシックのほうを聴いて広がっていった・・・というヘンな経緯があります(^^)
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# by shika_monologue | 2005-05-04 00:41 | 音楽・楽器の話 | Comments(2)

美女たち♪

1996年は前年と同じ手法で作られた”PINUP GIRL”。
ようするに美人画w、これこそノーズアートのような趣がありますね(^^)

前年は本体がブラスでしたが、これはクロームポリッシュにプレートが貼り付けられ
たもので昔のピンナップのような女性が描かれています。
この年も他に4個組のものが創られ、こちらは春夏秋冬の4シーズンにちなんだ
女性の絵で構成されてました。


この仕上げのシリーズはこの年で終わってしまいますが、COLLECTIBLEでしか
手に入らないものってやはり人気があるようでなかなか市場に出ませんね(^^;)


※昨日長かっただけに、今日は短いな・・・(^^ゞ


【こぼれ話】
美女シリーズは形を変えて今も創られてます。
ベティシリーズとかシャドー(影絵のようになっている)、下着のものもあります
んで、お好きな方はどうぞw♪


【てことで】

見つけたから貼っとこw
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# by shika_monologue | 2005-05-03 00:41 | Zippoの話 | Comments(5)

通り過ぎる vs 走る

はじめに・・・
どおも、べるさんは一眼とコンパクトカメラを同列にしたいようですが(笑)一眼レフ
の名誉のため、また、かんさんが誤解しないように一応言っておきますw
この二つは「成り立ち」や「アプローチの仕方」、そしてなにより「機械としての構造」
など、全く別物です。

で、本題w

コンパクトカメラと一眼レフの決定的な違いの一つにシャッターの構造があります、
レンズシャッターとフォーカルプレンシャッター(フィルムカメラのお話ねw)
これにより写り方に決定的な違いをもたらすのが高速移動する物体。

たとえばF1、たとえば近接距離で撮る飛行機、たとえば・・・おっちゃん♂w

レンズシャッターは一枚の板が光を遮断したり通したりするように動いてシャッター
が切れます。
そのため超高速シャッターは存在しません、ゆえに高速の物体はブレるんですね。
(このレンズシャッター、文字通りレンズとシャッターが一体化していてシャッターが
閉じた状態では光が入ってこない。だからコンパクトカメラでは別にファインダーを
設けて実際の撮影光路とは別の像を見る構造になっている)

コレに対して一眼レフに採用されているフォーカルプレンシャッターの構造は複雑。
まず前幕と後幕という2枚の板があるんですが・・・
板といっても鉄板のような「板」ではなく、古くは布製の幕、最近ではガラガラと
閉めるシャッター(だからシャッターなんだけどw)のような構造をしています。

レリーズボタンを押すと、まず前幕が走り出し、続いてそれを追随するように後幕
が走り出すんですが、これには縦型と横型があり、文字通りこの板が縦に走るか
横に走るかという違いで、今はより移動距離の短い縦型がほとんどです。

このタイムラグ(前幕が走り出してから後幕が走り出すまでの時間差)がいわゆる
シャッタースピードになるので、速いシャッタースピード=タイムラグが短いという
ことです。

で、タイムラグが短いということはどうなるか?
前幕と後幕でできる隙間が狭いということですね(^^)
「すき間が狭い」というのがミソで、つねにフィルムには一部しか光が届いていない
のでシャッターが走っている間に撮影対象も移動してることになります。

新幹線なんかを撮る場合、たとえば被写体が右から左に移動してるとすると、
シャッターが上から下に移動するあいだに被写体もだんだん左にずれてくる・・・
だから鉄道写真なんかでは車体が少~しだけ歪んで写ってるものがあります。

またフォーカルプレンには「X接点」というものがあり、これはストロボと同調する
ギリギリのスピードという意味です。
ストロボの光というものは一瞬の発光ですから、光っている間シャッターは全開
になっていないとフィルムの一部にしかストロボ光が届かないことになり写真は
正常に写ってくれません。
X接点では「シャッターが全開に」なっているのでこれより遅いスピードならOK、
これ以上速いスピードではNGということなんですね。

レンズシャッターでは板が一枚のため光が通過しているあいだは常に全開状態
のため、X接点という考え方はありません。
が、逆にいえばフォーカルプレンシャッターのX接点程度のスピードしか出せない
んですね。

ところが、どこにでもヒネクレ者というかユニークな発想をする人はいるもんでw
たしかオリンパスだったと思うんだけど、このX接点が存在しない一眼レフが
あります。
どういうことかというと、シャッターのスリット(すき間)がフィルム上を通過する
あいだ、ストロボを光らせとけ!と考えて長時間発光できるストロノボを作っちゃ
ったんですねw

だから、あとがき・・・

なんにしても・・・
ボケの回でも話しましたが光の入り口が狭くなれば暗くなる、これはレンズの口径
がもろに影響してきます。
次にコンパクトは実際写る経路とは別の一角を見ているということ、これはいくら
構図を考えて写そうが、実際に写る写真とはズレが生じるということ。
で、ここで書いたシャッターの決定的な構造の違いによって露出の決定方法が
全く違うということですね。


デジカメ場合、最後のひとつが関係してくるかどうか定かではありません、なぜなら
デジタルコンパクトを知らないから。
が、他はもろに影響します。
プロの仕事でなぜコンパクトはサブカメラに成りえないか・・・・が語っていますねw


【こぼれ話】
一眼レフにおけるフィルムの巻き上げですが、デジカメの場合これは要らないこと
になりますよね?
でも実際にはフィルムを巻き上げる、という他にシャッターをチャージ(新たな撮影
に備えて走ったシャッターを元の位置に戻す)することも兼ねているので連写の
ときはこのチャージ時間が重要な要素になります。

てことで、次回のカメラの話は「ストロボのガイドナンバーとは?」w
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# by shika_monologue | 2005-05-02 03:15 | 写真・カメラの話 | Comments(11)

光は拡散する、ということ

今日は先日予告した(したか?w)ボケについて(^^)

写真にはボケがつきもの、コレをいかに作品に活かすかがソノ人の腕の見せ所に
なります。

よく見かけるボケの形として、6角形や8角形のものがありますね。
木漏れ陽など小さな光が多角形に見えるアレです。

カメラの絞りというものは数枚の羽根で構成されていて、開いたり閉じたりして光の
量を調整しているわけですが、全部開いている状態が開放絞りってことですね。
このとき羽根は全てレンズの筐体に隠れているためその形は見えず影響は受けない
でボケは円形で現れます。

ところが徐々に絞っていくと羽根がだんだん現れてきて真円ではなくなってきます。
このとき入ってくる光も同じ様にその形の影響を受けて円形ではなく多角形になって
くるんですね。
こうして出来るボケがよく見かけるアノ形になるワケですね(^^)
だから写真を見てボケが円形に出ていれば「あ、コレは開放で撮ってるな」とかいう
ことが判ってきます。
そうすることで撮影者の意図やその場の状況とかが把握できるようになり、さらに
面白くなちゃうんですよw

で、変った形のボケにリングボケというのがあるんですが・・・

コレは普通のではなくレフレックスレンズというものを使ったときに出るボケでドーナツ
のような形で出てきます。
レフレックスレンズとはその名のとおり「反射望遠レンズ」であり、通常のレンズと
違ってミラーによる反射で光をフィルムに届ける仕組みになってるんですね。

構造的には上図のようになりますが、よく天体望遠鏡なんかで見かける形で見た
目もそのままです。
その仕組みのため絞り羽根がない(固定絞り)場合が多く、羽根の形による多角形
のボケは出てきません。
そのかわりに真ん中のミラーの影がボケの形に出てきてドーナツ状になるんですね。
これはこれでけっこう面白い効果としてポートレイトなんかで見かけることが多いです(^^)


ボケとはレンズから入った光が拡散することで発生しますが絞り込んで光の量が
減ってくると拡散量も減ってくるワケで、よりシャープに写るようになる・・・つまり
ボケないということです。
このようにボケも写真を構成する上で重要なファクターとなる素材の一つですんで、
有効に使いたいもんですね♪


【こぼれ話】
AF一眼の元祖といえばミノルタのα7000だったんですが、販売開始したときに同時に
でたレンズの中にこのレフレックスレンズがありました。
ところがこのレンズ、開放絞りがf8・・・本体であるα7000のAF受光素子が有効f5.6まで。
ということでAFは機能せずマニュアルフォーカス専用だったようですw
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# by shika_monologue | 2005-05-01 07:35 | 写真・カメラの話 | Comments(10)