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ギターの「キュッ」と考えるw

弾かない方でも、ギターの形状はご存知だと思いますw

ほんっ・・・・・・の一部を除いて、大概のギターのボディは「ぼん、きゅっ、ぼんっ!」
ですね。

エレクトリック・ギターであっても、アコースティック・ギターであってもそれは変わり
ませんが、誕生の時期はアコースティックのほうが古いので、エレキのソレは真似
て作られたものでしょう。

ではなぜ、アノ形状になったかというと・・・

もともと瓢箪を二つに割り、そこに板を貼り付けてボディとしたので真ん中がクビレ
ているのですっ!・・・・・ウソですw

実は最初にギターを作った人がものすごくスケベで、女性の体形を真似て、アノ
形にしたのですっ♪・・・・・って、そんなワケはありません(爆)


ホントのところ、私もよく知りません(^^ゞ
まあ、普通に考えれば座って弾くときに太ももに乗せやすいようにアノ形になった
というのが正解でしょうね。

アコギのシェイプで有名なところでは「ドレッドノート」という形があります。
これはマーチンのギターなんかに代表され、その後の国産フォーク・ギターにも
多く採用されました。

さて、レオ・フェンダーが「ソリッド・ボディ」のエレキ・ギターを作る際に参考にした
のが、やはり「ドレッドノート」スタイル。
かんさんなら判ると思いますが(判らない方は、先日の記事のテレキャスターの
写真を参照w)テレキャスターのカッタウェイ(弾きやすいようにボディとネックの
接合部を深く切り込んでいる部分)を削らずにそのまま伸ばせばドレッドノートの
出来上がり♪なんですね。


で、今日は「ぼん、きゅっ、ぼんっ!」の話じゃなくて、ボディの内部構造のことを
少し説明します(前置き、ながっw)

◆ソリッド・ボディ◆
テレキャスターやレスポールのように、ボディが一枚の板で作られているもの。
これにネックや様々なパーツ類が直接取り付けられていて、内部には空洞がな
いため、単体ではほとんど音が出ません。
でも良い材を使い、良い技術をもって作られたものは「板自体」が響くのでよく
「鳴り」ます。
この「生音」が「鳴る」か「鳴らない」かで、ピックアップを通じて出力される「音」
にも違いがあるのです。
ヴィンテージと呼ばれる高級なギターは、この「鳴り」がスゴイのです(^^)

◆フルアコースティック・ボディ◆
Eギター以前のジャズ・ギターやフォーク・ギターなどもこれに属します。
薄い板でトップ(表面の板)、バック(裏面の板)、サイド(曲げ形成された横側
の板)によって空洞を形成し、弦の振動はトップを通じて増幅されるので「生音」
でも大きな音が出ます(スピーカーのキャビネットと同じ理屈ですね)。
が、それは空気の振動も拾ってしまうのでハウリングを起こしやすいという性質
があり、あまり大音量のアンプを通して使うのには適してません。
しかし、その構造ゆえ「箱鳴り」という温かみがある音色でロカビリーなんかで
よく使われています。
Gibsonの「Super400」などが有名です。

◆セミアコースティック・ギター◆
Gibsonの「ES-335」や、エピフォンの「カジノ」のように、厚みはソリッド・ボディ
くらいですが構造は空洞になっているタイプのものです。
ある程度ハウリングしやすいですが、フルアコほどではなく、それでいて「箱」
の特徴も備えているので愛用者も多く、一時代を築いたフュージョンでは活躍
しました。
また、ここで紹介した「ES-335」と「カジノ」には決定的な違いがあります。
「ES-335」にはネックからボディ・エンドまで続く「センターブロック」という材が
通っていて、音色的にはソリッド・ボディ寄りになります。
対して「カジノ」にはこれがないので、より「箱」的な音色を持っています。

◆セミソリッド・ボディ◆
セミアコがトップ・バック・サイドのパーツから形成されているのに対し、この
タイプはソリッドのような一枚板の一部を削ることにより内部に空洞を構成し
ています。
音色はほとんどソリッド・ボディと同じですが軽量である、という利点がありま
す(リッケンバッカーのギターなどに見られる構造)。
たとえばレスポールだと、ボディ材がマホガニーとメイプルの張り合わせで
構成されているのですが・・・・・めちゃ重いんですよっ!(T-T)
その点、セミソリッドだと長時間肩にかけていても疲れが少ないんですねw


今回は「ボディ構造」について少しお話しましたが、これは今後の記事の中で
予備知識として片隅にひっかけておいて下されば、と思います。
なお、時間の都合でそれぞれの説明写真とかはつけてませんが、もし興味
のある方は・・・・ご自分で検索してください(爆)

ギターの「キュッ」と考えるw_d0021258_233476.jpg

by shika_monologue | 2006-05-24 00:04 | 音楽・楽器の話 | Comments(8)

Commented by かんくん at 2006-05-24 03:39 x
写真のこのコがピグモンに乗っ取られ?て、いつものキャラと違うという回を見たことを思い出しますた。彼女、普段はロボットか何かなん? >詳しい人w

ボンキュッボン体型は、やっぱり抱き心地がいいという結論ですね(笑) や、まんざら間違ってないぞ(爆) でもまあストラップで下げて、立って演奏することに限れば、カタチには拘る必要はないわけですが。唯一セミホロウボディのヘフナーベースは、ネックが重いので下がってくる!と、こないだ何度目だかの離婚をしたポール・マッカートニー氏はおっしゃってましたネww でもまあそれはカタチとは別の話。

不思議なのはクラシックで使われる弦楽器がことごとくボンキュッボン体型であるということ。バイオリンはあごに挟むしチェロやコントラバスは立てて弾く。なんであのカタチでなければならないのか、理由がわから~ん! もしかしてギターのほうが歴史が古くて参考にされた?わけはないよなあ・・。謎。

今日の結論。ストラトは実はセミソリッドボディである。( ̄ー ̄)
Commented by かんくん(ぢつは寝起きw) at 2006-05-24 03:57 x
カタチといえば、アンプや壁に寄りかかって立てておけるか、ということも重要な気がします(笑)

ストラトなどは底が平らなので安定するように見えますが、底にはストラップを下げるエンドピンというもが付いてまして、実は意外と安定しません。ボディサイドに角があるテレキャスやレスポールのほうがやや安定します。思いっきり斜めのエクスプローラーなんて、立てておく以前の話(爆) ちょっとだけ斜めのジャズベやジャガーのほうが安定度は実は高い。

でもいちばん安定して、倒れる心配をしなくて済むのは、断然それはもうフライングVでしょう!間違いない!ww ギタースタンド要らずだネww
Commented by kawamu at 2006-05-24 09:07 x
おはようございます(^-^)
私も元ギタリストの端くれ...とはいうものの、この女の子誰でしたっけ?長男と見たウルトラマンか何かで見た記憶があります。元々アイドルかなんかでしたっけ?
↑ギターの話にコメントせいっっちゅう話ですよね(^o^;

ところで鹿さん!3曲(1曲あたり100MB以内)で用意出来ています。データ便か何かで送れるはずです。先週、Whole Lotta Love GETTTT!!!っす
Commented by kawamu at 2006-05-24 09:08 x
追伸
なのでADSLいけたらメール下さい(^-^)そうそう番外編ですが、Honey DrippersのSea of Loveもゲットしてます!
Commented by 奈良の鹿 at 2006-05-24 11:29 x
ADSL工事終わった~♪
といっても、モジュラーはもともとあったから、ソレが生きてるかどうかの
確認だけでしたけど(5分で終わっとるしww)
あとは機器が届くのを待って・・・・でも説明書見たら「工事日の翌日から」
って書いてあるゾww

あ、かわむさん>
宅ファイル便なんか、よく使ってたんだけどアレって一度に送れるのは
最大100MBってなってるし・・・ちょと探してみます(^^)

べるさん>
この子は「満島ひかり」ちゃん、役名は「エリー」ですww
このあいだヘキ○ゴンに出てた♪

かんさん>
ボ・ディドリーのギターも立ちやすそうやねww
アレンビックのエンド側とんがったヤツは立ちにくそうだけど(^^)
Commented by 奈良の鹿 at 2006-05-24 11:31 x
かんさんに追記ww

この子はアンドロイドなんですよ(^^)
トレックのデータと同じ存在ですねww
Commented by kawamu at 2006-05-24 13:12 x
おおー私も思い出しました。Folder5ですよね!
ワンピースのテーマ曲ふぁとっても良い曲でした。成長したなあ~
Commented by かんくん at 2006-05-24 13:53 x
ボ・ディドリー!四角だし!(爆)

彼女、ハヤタ隊員の娘さんの吉本多〇美さんと、水〇真紀さんを
足して2で割って、若くしたwような印象を受けますた。
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